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リアル変人図鑑 Vol.2~小林啓倫~「書籍『AIの倫理リスクをどうとらえるか 実装のための考え方』から読み解くリード・ブラックマン博士の哲学と企業のAI倫理検討の実務」

更新日:2023年9月6日




変人の得意分野の「最先端・注目の話題」を対話形式で深掘りするリアル変人図鑑。執筆・監修した本や、いま変人が夢中になっていることなどを聞いていきます。


今回は、経営コンサルタントの小林啓倫さんです。 小林さんは、その時代ごとに最先端の情報をウォッチしています。現在はAIに関心が強く、寄稿も多く、また翻訳も多数手がけています。


書籍『AIの倫理リスクをどうとらえるか 実装のための考え方』(著者:リード・ブラックマン、翻訳:小林啓倫)が 7月に発売されたばかりというので、早速小林さんにお話を伺いたいと登場を依頼しました。ChatGPT以降パラダイムシフトが起きて、これまでのAIに関する議論があまり意味がなくなったとも言われています。


代わりに急激に問題になっているのが、AIを扱う際に出てくるプライバシー保護の問題であったり、著作権であったり、バイアスと公平性であったり、セキュリティ、安全性、説明可能性、社会的な責任、法的問題などAIによる実現性が進めば進むほど倫理問題が浮き彫りになってきます。


当然のことながら人間とAIの協働による課題も出てきます。小林さんによる本書のあとがきでも


人間とAIの関係における問いは、「どうすればAIを実務で使えるか」ではなく、「どうすれば実務で導入したAIに、悪いことをさせないようにできるか」に移りつつある。そして実際に、数多くの企業において、開発したAIが「悪いことをしてしまう」事例が発生している。


と書かれています。


もちろん偏見や差別といったことも出てくるかもしれませんが、それだけではなくさまざまな価値のAI倫理について、取り組むべき課題となってきます。


小林さんは経営コンサルタントとして、企業のAI導入やガバナンス構築に携わったこともあります。企業がAI導入を推進していく際に、こういった実務面のトピックも知っておく必要があるでしょう。


今回は、実際に現場でAI導入に携わっている人はもちろん、デジタル技術の進化とその開発・運用に興味のある人にもおすすめの話が聞けると思います。



小林啓倫 変人図鑑


開催日時:2023年8月10日(木) 19:00-20:00
対 象:opnlabおすすめの変人の話に興味がある人

尖った変人の専門的な話、キャリアの話などを聞いて知見を広げたい人 AI倫理の最先端の課題に興味のある人 企業の社会的責任(CSR)や企業のデジタル責任(CDR)に関わる人

参加費:無料
開催方法:オンラインまたはハイブリッド
定 員:対面 3人、オンライン50名
特 典:ライブ参加でアンケートに回答した方には、抽選で書籍『AIの倫理リスクをどうとらえるか 実装のための考え方』5冊プレゼント
場所:対面 オプンラボオフィス、オンライン (zoom)
申し込み方法:Googleformsよりお申込みください
得られるもの

各業界の最前線で活躍する変人から仕事やキャリアのリアルを聞くことができる

変人の「課題」や「問い」のとらえ方、視点を知ることができる

上記の結果、自分の好きなこと、やりたいこと、相性の合うことに気づく可能性が高くなる






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